2014年6月28日

寝かしつけの文化差



知っている人も多いと思うけど、海外には「Sleep Training」たるものがある。

赤ちゃんが一人で寝付ける様に、朝まで寝る様に、トレーニングするというもの。しかもかなり早い月齢から。とどのつまりは、「泣かせて寝かせる」こと(私からすると)。

そもそも「寝かしつけるという概念」があまり浸透していないらしい。

「小猿を寝かしつけるのが大変で」という話をノルウェーのお義母さんにしていたら、「寝かしつける」があまりよく伝わらへんかった。「ベッドに寝かせること?そのうち寝るんじゃないの?」って…。


*****


我が家はと言うと、3ヶ月くらいまでは、抱っこをして揺らして寝かしつけていた。

小猿はそのうちに抱っこモンスター化し、背中には「ベッドに置いたら泣くで」スイッチがいつの間にか付いていた。

でも私も旦那くんも小猿を抱っこするのが大好きやから、全然苦やなかったし、むしろ小猿と密着できる幸せな時間やと感じてた。小猿を抱っこしながら、1時間近く暗い部屋の中を歩き回って寝かしつける事も楽しかった。親からは「抱き癖が!」なんて言われたけど、そんなん全然気にしてへんかった。



でも、小猿が7キロ近くなって来た頃から、ほんまに重くてしんどくなってきた…。おまけにだんだん気温は上がり、抱っこしていると、暑さと重さで汗だっくだく。

一度抱っこすると置かれへんという恐怖感に似た思いから、抱っこするのが億劫に感じてしまうまでになってしまった。

肩こりもひどくなって来て、何度も何度も小猿を置いて、泣き叫ぶ小猿をなんとかなだめながら小休憩を取って、また抱っこし直すという日々が続き…


あかん…限界や…

となってしまった。





そんな時に、子育て本を読み漁っていた旦那くんが


スリープトレーニングをしましょう

と言い出した。


スリープトレーニングの存在自体は知っていたけど、なんとも親主体で、なんかしっくりせえへん。泣かせて寝付かせると、サイレントベビーになってしまうんちゃうかって不安やったし。

さんざん迷ったけど、やっぱり身体的にも精神的にもちょっと限界を感じたから、なんとなく旦那くんに説得されて始めることに。


旦那くんがどっかの本からひっぱてきたやり方やったから、ちゃんとしたスリープトレーニングの方法かどうかは分からんけど、とにかく無駄に抱っこをしない!激しく泣いたら抱っこをして泣き止ませるけど、泣き止んだらベッドに寝かせる。また泣いたら、泣き止むまで抱っこして、またベッドへ…。その繰り返し。


結果としては、


無理でした。

だって、無理無理。あんなに泣かれたら。無理やって。根負けする。惨敗もいいとこ。何度もトライしたけど無理やった。あんな涙流されてキャーキャー泣かれた無理。心が折れる。一緒に泣いてまう。


その度に、旦那くんに


Consistencyが大切です。

とか偉そうにダメだしされた。


でも、偉そうに言ってた旦那くんも「今日はスリープトレーニングをします」とか言って寝室に向かっても、なんかいつになく静かやから部屋をのぞくと、めっちゃぎゅーっ♥︎て抱っこしてた…。


なんやねん!あんたがやろう言うたんやんか。
知ってけどな。あんたみたいな優しさの塊が、小猿の鳴き声を無視できへんことは。

 という事ですぐに挫折。



で、今はどうなったかと言うと、添い寝している。でも抱っこはしていない。

小猿をベッドに寝かせて、その横に私もごろん。小猿は右へ左へぐいんぐいん寝返って、自分の寝たいポジションを探しているうちに寝てしまう。時々寝付きが悪くて泣く日も、寝るのに時間がかかる日もあるけど、寝たままギュッてしてあげたり、背中をトントンしているうちに、寝てしまう。

「寝かしつけよう!」「お願いやから寝てくれ!」って寝かす気満々でいるとあかんって事に気付いて。「いいよ小猿、別に寝んくても。お母ちゃんはここでぷーっと寝てるから、横で遊んどりな」って思っていると、ふと目が覚めると二人でぷーすか寝ていたという事がほとんど。

小猿も、寝かしつけられるよりも、自分で眠りに入る方が、長く寝てくれる。段々と入眠する力がついてきた様にも思う。

抱っこしなくていいから、私も身体が楽になったし、その分起きてる時に好きなだけ抱っこできる様になって、めっちゃ気持ちが楽になった。




*****


いろんなタイプの赤ちゃんがいるから、スリープトレーニングにすぐに良い反応を示してくれる子もおるやろうし、それ自体が悪いものやとは思わへんけど。うちは無理やった。

それぞれの赤ちゃんと親にあった方法を試行錯誤で探していくしかないんかな。


*****


私はこの本を↓を愛読しています。特に画期的な事が書かれている訳やないけど、色々なアイデアが紹介されてるし、「とにかく寝てくれたらいいんや!」「寝かしつけるのは悪い事やないんや!」って思わせてくれる。困ってるのは自分だけやないんやって。まあでもこの本の著者もアメリカ人やから、内容に多少の文化差は感じるけど。









にほんブログ村 恋愛ブログ 国際結婚(ヨーロッパ人)へ

0 件のコメント:

コメントを投稿