2014年10月15日

祝!翻訳本出版!そして考えた。



先日、私が翻訳をお手伝いさせてもらった本が出版されました!!!タッタララー♬
こうやって自分が時間を費やしたものが形になるって、なんとも感動する。

めっちゃニッチな専門書なので、あまり手にする人はおらんと思うけど、私にとっては、記念すべき一冊。まさか自分が本の翻訳なんてすると思っていなかった。と言うのも、私の本職は翻訳ではない。

* * * * * 


大学卒業直後は、海外在住時に身につけた英語力を活かすために、英語を使う仕事に就いていた事もある。そこで、社内文章の翻訳や、外国人付きの通訳の仕事をしていた。

でも、この「翻訳・通訳」という仕事内容で何度も壁にぶつかり、自分には向いていない仕事やと痛感した。なので、もう2度とやらん!と思っていた。

何故自分に合わなかったかと言うと、仕事を通して「人の言葉を伝える」というのがあんまり得意やないなって実感したから。


特に大きな壁にぶつかったのが、アメリカ人技術顧問の通訳として働いていた時やった。この顧問は悪い人ではなかったけど、めっちゃ感情的になってきつい言葉を使う事があった。

ある日、日本の技術者達のレベルが低いと憤慨したこの顧問。目の前ではすごく落ち込んで、申し訳なさそうにする社員さんがおって、その人たちに「アメリカでは学生でもこんな事ができるぞ!何も考えていないのか!頭は空っぽか!」と怒る怒る。

そんな彼の言葉をどう伝えればいいのか、私はすごーく悩んだ。きっと何も考えずに彼の発言をそっくりそのまま伝えるのが正解やったんやと思う。でも、そんな人を傷つける心ない発言を、目の前におる社員さん達にするなんて、私にはできへんかった。

結局、彼がとても不満足なこと(そんなん言葉は分からんても、声と表情を見ればわかるからね)と、彼の望むレベルではない事を伝えたんやと思う。


そしたら顧問は、私が彼の言葉そのままを伝えていない事に気付きはって、


私が空が赤いと言えば、「空が赤い」と言うのが君の仕事だ。それができないのなら、通訳なんてするな。君の意見は誰も聞いていない。

と言われた。

その場では謝罪した。でも、家に帰る道でだんだん腹が立って、悔しくなって、なんか涙が出た。人を罵ることの手伝いなんてしたくないわー!って。まあその後もこんな事が何回かあって、半年程度でこの仕事は辞めた。

彼の言っていた事は間違ってなかったと思う。きっと通訳者・翻訳者としての資質が私にはないねん。変な正義感やプライドが邪魔するし。自分の意見も言いたいわい!という我の強さがね、向いてへん。

なので今回お話をもらった時も、ちょっと迷った。でも、今はずっと家におるわけやし、こうやって子育て以外のことを考えるのも悪くないかなって思って。内容的にもほっこりするもんやったから、気持ちよくお仕事できた。

頑張ったぞ自分!少しは成長したんちゃうんー?



実は来年の2月にも別の本が出版される予定。またまた専門書。でもこっちは、ほーんまにちょっとお手伝いしただけやど。でも、それでも嬉しい。



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4 件のコメント:

  1. Gratulerer !
    本!すごいですね☆

    それにしても翻訳の仕事ってそう考えると大変ですよね。
    何を翻訳するのか?誰の翻訳をするのか?にもよるんだと思うんですけど・・

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    1. takk skal du ha!

      その後外資系の会社で働いていた時も翻訳は一番苦手な作業だったので、きっと根本的に向いてないんだと思います(笑)

      今回の作業は内容がよかったので楽しめましたけどね!

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  2. おめでとさん!
    本屋さんで売ってたん見たで。ほんまめっちゃかわいい本やね。

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    1. やろやろー!
      可愛い写真が多いからねー♥︎♥︎

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